サンロック工業株式会社

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代表ご挨拶

技術と信頼に裏打ちされた
「壁紙のコンシェルジュ」のような立ち位置で、
お客様のお役に立てる会社であり続けたい

代表取締役 竹中 洋二

技術と信頼に裏打ちされた
「壁紙のコンサル」のような立ち位置で、
お客様のお役に立てる会社であり続けたい―

代表取締役 竹中 洋二

小間紙製造から壁紙メーカーへ

当社の創業は1930年(昭和5年)。先々代が始めた小間紙(箱に貼る薄紙)・色紙の生産から印刷業を開始し、その後1952年(昭和27年)に法人化してから現在まで、約八十余年の歴史を積み重ねてきました。
昭和の高度経済成長期に入って、化粧箱の主流がトムソン箱(印刷してから組み立てる箱)に変わると小間紙の需要が激減し、それに代わるものとして先代が壁紙の印刷に着手したのが、現在主力事業となっている壁紙印刷の始まりです。
1991年(平成3年)には現社長である竹中洋二が三代目に就任、壁紙大手各社やDIYメーカー等との取引を中心に、壁紙メーカーとして着実に実績を重ねています。 当社の現在の製品構成は大きく3つに分かれます。

  1. 業務用壁紙
  2. ホームセンター販売壁紙、DIY壁紙
  3. デジタルプリント壁紙

独自の製品開発で時代をリード

当社が壁紙印刷に着手したのは、日本ではまだまだ壁紙専業のメーカーの少ない時代でした。
その頃の壁紙はビニール製で模様がプリントされているものが主流でしたが、当社では小間紙の製造で培ったエンボス技術を応用することで、ビニールエンボスの壁紙をいち早く開発し、大変な好評を博しました。
また、環境問題に向けて開発した、再生紙を使ったエコマーク壁紙や、今話題のフリース壁紙も、当社が日本で初めて手掛け、小さいながら技術開発力で存在感を発揮してきたと自負しています。
現在も、珪藻土メーカー様との共同開発の珪藻土壁紙など、機能性に優れた壁紙の開発や、再現の難しい壁紙印刷など、技術力の高さときめ細やかな対応のできるメーカーとして、持ち味を最大限に発揮できる商品づくりに取り組んでいます。

今後の新たな取り組み

当社では、2015年に「クラフツ&インダストリアルプロダクツの融合を図る壁紙製造技術の開発」という事業で、ものづくり助成金を受けました。
これは、手作りとデジタルの組み合わせによる新しい商品開発を目指したもので、たとえば、オートクチュールをイメージした壁紙+αするバイオーダーの製品づくりなど、「手作業」を大切にしたものづくりの新たな形を模索しています。
また当社のメインブランド「リンデン」では、独自の取り組みとして、当社の持つ設備や技術について、デザイナーをはじめとするクリエイターの方々に知っていただくことで、新たな発想によるものづくりのきっかけが生まれるような、コラボレーションやプロジェクトを進めています。

難しいものをやり遂げる底力

当社はこれまでも、工夫力やきめ細やかな対応のできる会社として、「難しい壁紙なら、サンロック」という定評がありました。
特殊な壁紙を何とか作ってほしいという要請を数多くお受けし、難しい壁紙についてアドバイスができる「壁紙のコンサル」のような立ち位置を目指してきました。

もちろん、当社の設備だけで対応できない場合も多々ありますが、その分、様々な技術を持った職人集団や協力工場とのネットワークを駆使して対応できる強みがあります。
これも、自社に様々な経験を積み重ねてきた人材があり、なおかつ協力工場をはじめとした引き出しがたくさんあること、すなわち「人材」の力が当社を支えてくれているのです。

社会の一員として幸福へ寄与する

企業として最も大事にしなければならないのは、働く人が安心できる職場づくりや、教育。
社員を大切にし、幸せな人が増えることで、社会全体の幸福度も増していくのです。
当社は、社会の中での良き循環のパーツでありたい。大量生産、大量廃棄のサイクルから抜け出して、どうしたらより良く生きていけるかを模索する会社でありたいと思っています。